りさと3人のDoctors
第47章 りさの想いを知る蒼
りさ「ん〜……せんせぃ……」
蒼「……!?」
りさ「………スー…スー…」
4人で白熱し過ぎてりさが起きたと思ったが、寝言を言っただけのようだ。
楓「ほらね…。蒼なのよ、無意識に呼ぶのは蒼のことなの。わかったでしょ?」
蓮「いつもこうやって蒼兄のことよく呼んでるよ。」
蒼「りさ…。」
蒼は、さっき止めてしまった手を、今度は止めることなくりさの頭にそっと置いた。
心なしか、りさの表情も緩んだように見える。
蒼「ごめんなりさ…。なにも気づいてなくて…。」