りさと3人のDoctors
第68章 生理の相談
「そしたら行くか。普通に行ったら外から回らないといけないから、診察室まで一緒に行ってあげるよ。」
「ありがとう。」
蒼は蓮にこれから行くことを連絡して、2人は一緒に診察室を出た。
そして、隣のフロアの産婦人科に通じる扉を、蒼は首からぶら下げてる身分証をかざして開けてくれる。
蓮の診察室前につくと、少し緊張してるのか、りさの表情が固まっていた。
「りさ、一緒についててあげようか?」
「…ううん。にぃにだし、ひとりで大丈夫。」
そう言って診察室のドアを開けると、蓮がニコニコの笑顔で出迎えてくれた。
「りさ、いらっしゃい。」
「蓮、りさよろしくな。ひとりで大丈夫みたいだから、俺医局戻るよ。」
「おっけー。また終わったら連絡入れるよ。」
蒼はりさを蓮に任せて医局に戻った。