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その夜、りさは久しぶりの家に興奮してなかなか眠れず…。

蒼はベッドに腰掛け、そんなりさの話相手をしていた。




「りさ、そういえば、行きたいところは決まった？」


「うん。」


「どこ？」


「水族館がいい。」


「水族館でいいの？」


「うん。イルカショー見てみたいの。」


「いいよ。じゃあ、豪と蓮の予定も聞いてみんなで行こうか。」


「豪先生とにぃにも行けるの？」


「りさのためなら時間つくるだろ。明日、話しとくな。」


「先生、ありがとう。」




りさはうれしそうに笑った。




「ほら、もう寝な。寝るまでここにいてあげるから。目閉じて。」


「はい。おやすみなさい。」