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そして、午前中は特に問題なく過ごしていたものの、段々と生理痛がひどくなり、下校時間には動くのもつらいほどになっていた。


学校から家までは30分。

りさは耐えきれず、蒼に電話をかけた。




「もしもし？りさ、どうした？」


「先生、お腹が痛くて…。助けて…。」


「今どこ？学校？」


「うん…。門の前なんだけど…。」


「わかった。すぐ迎えに行くから待っとける？」


「わかった…。」