りさと3人のDoctors
第16章 治療のはじまり
「今日は初めてだから、まずはどこまで指が入るか確認するね。ゆっくりするから、力抜いててな。」
りさが頷くと、蒼はゆっくりとりさの処女膜に指を沈めていった。
ビクッ…
りさは蒼の指が触れると、身体をビクッと震わせた。
「りさ、大丈夫だよ。痛かったらすぐ止めるから、ふぅ〜って息吐いててごらん。」
と言うと、蒼は少しずつ指を沈めていく。
「ふぅ〜…んっ…んんっ」
蒼の指の第一関節まで入ったところで、りさは少し顔を歪ませた。
「りさ、痛い?」
「…っん…ぃ、いたぃ……。」
りさはタオルをぎゅっと握りしめ、閉じた目の隙間にうっすら目に涙を浮かべる。
「痛いか…。一回抜くからね。」
蒼はそっと指を引き抜いた。