テキストサイズ

【期間限定】文字の世界を救え!

第3章 『総長、コクられる』の世界

「えっと、僕……やられ損?」


 アキラは左頬を押さえながら、サンタが迎えに来るのを待った。


「あんた、俺を助けに来てくれたんだろ。ありがとな」


 総長に礼を言われて、アキラは複雑な気持ちになった。しかし喜んでいるユメの表情を見て、アキラは「ま、いっか」と思った。
 こんなに強い総長がいるなら、この物語は大丈夫だろうと安心したアキラだった。


「あれ、もう倒しちゃったんですか?……って、その顔どうしたんですか!? え? 総長にやられた? えっ??」

「さあ、次はたぬきおやじさんの『替え歌ライブ』の世界だな! 行くぞ、相棒!」



ストーリーメニュー

TOPTOPへ