ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第140章 逆巻く波濤
宇髄「すまんな、神崎…。」
神崎「とんでもない。いつでも大丈夫です。出てきてくれさえすれば、後は必ず。」
本当なら、まこちゃんと俺と母さんと、時々宇髄先生くらいの感じで、とっくに産まれていて欲しかった。
それなのに、ついに神崎先生も。
お産は何があるかわからない。
医学が進歩したって、人間の身体は何百年もそう変わってない。
最悪のことが起こるかもしれないと、心臓を掻きむしって叫びたいほど気が狂いそう。
でも、黒柱が、最高のメンバーが集結してくれたんだ。
母子ともに何があっても、絶対に大丈夫。
一体どこに汗をかいてんだか。知らぬ間に濡れていた目元と頬を肩で拭い、黒柱と、ひなと我が子を信じて、ひなの手を握り締めなおす。
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