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小学校の記念誌。

第6章 次々と襲いかかるミッション

「こっちで削った部分が、まるまる復活しましたね」
「なんで削ったかの理由(委員長と内容がまるかぶり)を説明しないと、必要だから書いたのになんで削るのかって思ってるのかも…」
「この部分は要るんですかねぇ…」

さて、困った。

とりあえず、最初の文章以上におかしくなってしまった第2稿は、直しようがないほど読みづらくなってしまったので、却下しました。

「最初の原稿で載せてた○○の部分を消したのはなぜですか?」
「こちらが△△の部分を削ったのは、実行委員長の挨拶文と内容が被っていたからです」
「□□の言葉は、マイナスイメージの単語なので他の表現ないですか」

副会長さん、強気の攻め。こちらの作った文章が気に入らないなら、本人に書き直してもらうしかありません。

そして、会長から第3稿が送られてきました。

若干、文章の構成に読みづらさがあるものの、第2稿よりは随分と良くなっています。文字数もだいぶ削られました。

ただ、やっぱり、微妙に構成がおかしい…。
……。ただ、この文章が元なら、なんとかなりそう。第3稿の内容をふまえて、書き直しをしてみました。

本人宛に校正後の文章を送ります。OKが、来ました!
ミッションクリアです。結局、実行委員長の挨拶文も、PTA会長の挨拶文も、両方、私が書いた文章が載ることになりました。

……さちこです。
ゴーストライターをやりました。
自分名義の文章は、載らんとです。
さちこです、さちこです、さちこです……。

(ヒロシのネタっぽく書いてみました)


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