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小学校の記念誌。

第9章 最後の委員会。

2月25日。45周年記念事業の最後の実行委員会がありました。

この日までにほとんどの記念事業は終わっていて、残っているのは記念誌のみ。なので、この日の委員会は、記念誌についての最終的な確認と、あとは50周年にむけての反省会です。(当初はコロナの影響でやらない予定だった記念式典も、リモート形式にて開催済み)

前の月の実行委員会(全体委員会は月に1回)で、「次回は印刷会社の担当者を呼べ!!」という話が出ていたため、担当さんにも来ていただいています。

まずは紙面サンプルと、用紙の見本を回覧…。

そして、ご意見タイム。一番最初に出た意見は

「回覧用の記念誌原稿が、綴じていない状態のペラペラの用紙だが、出来れば最終確認ぐらいは、冊子の状態で、実際に記念誌に使用する用紙での回覧が出来たら良かった」

ですよね、ですよね、そうですよねーーーー。

印刷会社の担当さんが、毎回ぺらっぺらの紙、且つ、綴じられていないものをバラバラで持ってくるんで、私たちも一回ちゃんとした紙で冊子で持ってきてほしいって担当さんに言ったんですよ。

予算に組み込まれてないから無理って言われたですよ。

そこはもう、謝るしかないので謝ります。

「見積もり段階での打ち合わせ不足です、申し訳ありません。冊子の状態での原稿を回覧しようと思うと、6万円ほど追加費用が発生してしまうため、出来ませんでした」

会場に流れる微妙な空気を感じつつ

「ほかにご意見ある方お願いします」


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