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風に吹かれて2

第37章 ありのままで

今回は章題に曲を当てていくのが楽しかったです。

このシーンにはどの曲が合うかなぁ、と考えてタイトルをずらっと並べ、眺めて行って。
タイトルの語感、歌い出しのメロディーや歌詞の内容、印象に残るフレーズ、歌割りなどから決めていきました。

いつもは初めに曲ありきで、物凄く気に入った曲からイメージを広げてお話を作っていくことが多いんですが。
既に出来上がっているストーリーに後から曲を当てていくのも、宝探しみたいで楽しかった。

このシーンに合う曲なんてあるかなぁ、と探して、あ、コレイイ! と見つけた時の嬉しい気持ちに励まされて、最後まで続けられました。

皆様のイメージとズレていないと良いのですが……。

彼らの楽曲が、お休みしている今もずっと生活の中にあって、日々を豊かにしてくれてます。
聴くといろいろ思い出しますよね。
あの番組で披露したとき、こうだったなぁ、とか。
ライブの盤でこうだったなぁ、とか。
衣装がこうだったな、ダンスがこうだったな、ってさ。

あとは自分の歴史の中で、この曲はあの頃に何度も何度も繰り返して聴いたな、とか。
あの時に車の中でずっとかけてたな、とかね。
生活の中に、いつも彼らの曲があったんだもんねぇ。

まだまだ全然飽きないし、若い5人の声を今聴いても愛おしいばかりです。



完結して自分の手を離れてしまうと、毎度、誰が書いたんだろう、とお話とは距離が出来てしまうのですが。

山といちご、3人それぞれ、実に一生懸命恋をしていますねぇ。

おこがましいですが、このむず痒いようなジンジンする感じと、じれったい、ちょっとイライラする感じを楽しんで頂けたら嬉しいです。



ああ、それにしても、お話を書くって凄く忍耐力が必要だな。

早く次のシーンに行ってくれ~、いつまでやってんだ、全然動かないじゃん!?( ;∀;)

と、途中で飽きたり半分嫌になったりする状態を通らないと、私の場合は完結しない(笑)。

自分に一番足りないものは忍耐力だと自覚しているので、何かの修行をしているようです。
本当にどうしてお話を書くなんてことに手を出したのか、不思議でなりません。

そんな人が書いているお話にお付き合いくださり、好きだと言ってくださる読者様、いつもありがとうございます。
皆様のご存在に、毎回助けていただいています。

ありがとね(*^-^*)




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