テキストサイズ

風に吹かれて2

第39章 アレルギー

3月は毎年、地震のこともフォーカスされるし、色々考えさせられます。

あの時、東北の人々を支えてくれたのは、阪神淡路で大変な災害に遭われた方々が見せてくれた復興への道のり。
が大きかったなぁ、と私は個人的に思ってて。

当時TVのニュースで神戸の街が何度も映って、「街は以前の状態に戻りつつあるように見えます」とか何とか言われてたけど、繁華街や中心部がそう見えたとして、本当に地震以前の生活を取り戻すまでどれ程のご苦労があったことか。

今でもあの地震で人生が大きく変わって、苦しんでいる方もいらっしゃることでしょう。
TVで見ているだけでは、やっぱり何も理解できないんだよなぁ、と思います。



神戸に比べたらずんだ市なんてド田舎も良いところだけれど、あの頃、神戸の人たちだって頑張ったんだ、東北だって出来ない筈はない、って私は思ってたなぁ。

有難うございました。



こうやって書いてしまうと、経験してない人には解らない、って線を引くみたいだけれども、そうじゃないんです。
想いやってくださる優しさや、義援金などの現実的な支援で助けていただいたご恩を、忘れたりしない。

心で寄り添って泣いてくださった方が沢山いらしたことも知ってるんです。
だって、阪神淡路の時には私もまたTVを見て泣くだけ、祈るだけ、募金するだけだったんだもの。

どちらの気持ちも想像できます。

災害とか病気とか、事故だったり、事件だったり。
遭遇しない方が良いに決まってるんだけども、経験したからには。その分だけ寄り添えたら良いなぁ、と思うのみですね。

なんか、花粉症の話から大分ズレてますけど(笑)。



パンデミックにウクライナに、まぁ、とんでもない時代に共に生きる私達ですが、大きな渦に巻き込まれた方々と、離れた所から見ているだけの方々と。
どっちも同じ人間じゃん?

心を痛めて共に苦しむのも、現実的な支援に回るのも、一方であまり関係なく日々の生活を一生懸命生きるのも、全部有りなんじゃないですかねぇ。

笑顔で冗談を言って笑っている人が地球に一人も居なくなったら大変ですよ。そんな星に誰が住みたいです?

花粉で根性が悪くなってるくらい別にいいじゃないですか。大した問題じゃないっすよ。 ←



と、壮大な言い訳をしつつ、今年もシンドイ春を乗り越えたいと思います。

悪しからず。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ