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風に吹かれて2

第40章 Sakura

青君の夏休み、ってハッシュタグが出回った時、彼の決断をそんなに軽々しく扱わないで、って憤っていた方々と。
ずっと休みなく突っ走ってきたんだから、ゆっくり好きなことをやって楽しんだらいいよ、って受け取った方々と。
ハッキリ反応が分かれたのがとても印象的だったんですが。

私は個人的には、お休み出来るなら気が済むまで休んだらいいよ、と思いました。

物凄く淋しくて悲しいけど、気にしないでお休みしてね、って思ったなぁ。



「休む」という言葉のイメージが人によって違うからね。
楽をする、逃げる、放棄する、サボる等のマイナスのイメージを持っていると、良くは受け取れないですよね。

でも、プラスのイメージを持っている人も当然居るわけです。
何につけても同じですよ。
片一方ってことはないのね。

だから攻撃しなくても大丈夫。

そんなモヤモヤして、悔しくて泣いてさ。
心の中を真っ黒にする必要ないよ。

青君は、いつだってファンの子を大事にしてくれてたじゃん。
彼は自分が愛されてること、ちゃんと理解してくれてます。
嫌われたりしないよ、大丈夫。



私はさぁ、あの「夏休み」って言葉は、イイなぁ、と思ったなぁ。

こういうの今さら言うのって後出しでアレですけどね。
リアルタイムで公表しちゃうと火種になっちゃうから、過ぎてからでないと怖くて言えなくって(笑)。

で、「夏休み」ですけど。

私は中卒なんです。
青君と同じで自主退学してます。

だもんで、その後高卒認定試験は取ったのですが、実際の夏休みって、実は普通の人より味わってないのね。

高校を中退してから数年はアルバイトをしていたので、自分は働いてるのに同級生が夏休み、って凄く羨ましかったんですよねぇ。

あんなに嫌で嫌で退学したのに、夏が来るたびに失敗したかなぁと思って(笑)。
夏休みがあるってだけで、学生はイイ身分だったんだなぁ、と思ってました(ははは!)

正社員になってからはボーナスもらえたし、お盆休みもあったから、やーい、と思ってましたけど。 ←



なので、楽しんでいて欲しいです。
青君にとっては人生の夏休み、みたいなもんだもんね。

何にも気にしないで一旦立ち止まって、ゆっくりしながら考えたらいいよ。

私は戻って来るの信じてるし、「おかえり」って泣き笑いで言うのを楽しみにしてます。

一生ファンです。

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