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風に吹かれて2

第5章 虹のカケラ~no rain, no rainbow~

個人的に、この虹の話を実感した出来事があって。
詳細は伏せますが、収入がゼロになる事態で失業給付を貰っていました。

本人はそんなに落ち込んでるつもりもなかったんだけれど、当時はヒステリー球の症状が出まして(;^ω^)
これ、ネーミングがね、アレですけど。

ストレスによって、喉に野球ボールぐらいの球がつっかえているような違和感が生じる状態なんですね。
実際には何も詰まってないし痛みもないんだけど、圧迫感がずっと消えないから、息苦しい感じもあるし食欲も減退しちゃう。

自分では参っている自覚がなかったので喉の病気かと疑って、病院でストレスと言われて逆に驚いた、という(笑)。



失業給付って申請してから受給できるまで結構な日数がかかるでしょ?

待機期間ってのがあって、家でじっとしてないといけなかったので、暇つぶしに色鉛筆やパステルを使って絵を描いたりしてました。
習ったわけじゃないし、全然下手なんですけどね。手慰みで。

ある時ふとスケッチブックを最初から眺めていたら、虹の絵が複数あるのに気がついて。

あら~~、これは例のアレじゃん。自覚がなかったけど、実は私、相当ダメージ受けてたんだな。とやっと理解したという(笑)。



やっぱりねぇ、それが自分の心の中であっても、ネガティブな気持ちって直視したくないもんですよ。
当時の私は苦しみや悲しみを直視出来なくて、無かったことにしようとしてたんですね。

虹の絵を見てようやく、セルフケアをちゃんとしないとダメだな、って実感しまして。
ごめんね私、今まで我慢し過ぎたね、と自分に謝りました。

大好きな人にするように自分を大切にしよう。
嫌な気持ちになることはもうやめよう。
好きなことをやる為の自分だけの時間を作ろう。
自分をもっと可愛がろう。

そう決めた出来事でした。



余談ですが、その後東日本大震災が発生した時にも、このヒステリー球が出まして。
ああ~~、この地震と同じくらいのショックをあの時に受けていたのか! と思ってね(笑)。

そんなら大丈夫、いつか虹の絵も描けるようになる。
あの時に乗り越えられたんだから、今回も大丈夫、って。
なんでも経験してみるもんです(笑)。



そんなわけで、青君の作品集は涙が出たなぁ。
どれ程の苦しみや葛藤があったことか、と思っちゃって。

今日も貴方が大好きです。



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