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風に吹かれて2

第53章 Crazy groundの王様

さて。

今回の件、書き始めたのは良いけれども、実に難しいですね。
お読みくださっている読者様が傷つかないと良いのだけれど、と切に願っております。
(あ、誰も読んでない前提で書いてるんだった)



んで、何が起きたのかという事実を知るためには調査が必要、なんですけど。

私は、事実を明らかにする必要は感じないです。
ましてや、判明したことを公表する必要もないと思います。

どの道、前社長が亡くなっている以上、事実を明らかにすることは出来ないわけで。改善、システムの再構築なら、現時点での情報でも十分出来る。

好奇の目に晒された全ての人々の傷を、更にえぐるだけになる気がするので、必要ないと考えてます。



規模が分からなければ、詳細が分からなければ、対策の立てようがない、等と正義を叫んでいる方もいらっしゃるけれどもねぇ。

そんなの最大規模であったものと仮定して、全てのシーンにおいて透明であるように変えて行けば良い話じゃないんですかね。

調べてみたら意外と規模が小さかった→じゃぁ、対策もこのぐらいで、って?
何を言っとるんだ、徹底的にやりなされよ、と思いますね。



社会問題だと言うのであれば、何もあの事務所をモデルケースにしなくても各々今すぐに対応出来ることなんていくらでもありますよ。

あのように特殊な企業をモデルケースにしてどうするんだろうか。
非常に限られた場所でしか、直接的な参考にはならないと思います。

野次馬で知りたいだけなのでは? ←

それよりも被害を訴えている方と、退所者を含めJrと所属タレントの心のケアを先にして欲しいです。



赤君の報道番組でのコメントね、被害者に対しての目線じゃない、と叩かれてましたけど。

これだけの騒ぎになっても、根本の前社長による加害は事実かどうか不明なんですよね。
だから例えどれだけグレーであっても、被害者であると断定は出来ないわけで。
印象が事実になってしまっている。

口火を切ったあの男の子のやり方は、全くもってフェアではなかったと私は思います。
彼には彼の正義があり、真実もあったのでしょうけれども、本来踏むべき順番を抜きにしての、あの不意打ち的やり方。

あの大きな事務所に対して、何としてでも自分の方が優位に立つやり方で始めよう、全て自分の思う通りになるように進めてやろうという意図を感じました。

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