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性に溺れる私

第9章 【甘い蜜】






「見られていてもそれはそれで興奮するな……」




「そうですね、窓も開けてみますか…?」




リアクションも悪くなかったので一度降りて窓を少しだけ開けてみた。
これで声も抑えなければならない。
雨の音に掻き消されるといっても先生の攻めに出したこともない声量で喘ぐ時もあるからだ。




「玲奈、そのまま動かないで」




後ろでコンドームを装着してるのがわかった。
バックで挿れるつもりだろう。
外から喘いでるの丸見えですね。
手早く挿入してきた。




「んん……っ」




「誰かに見られてるかも知れないって思いながら喘いで……」




「………はいっ」




激しくぶつけてくるピストン。
前で胸も揺れてる。
恥じらいながら喘ぐ私の姿が窓に映り、更に興奮する先生は腰の動きを速めてくる。




「んんっ……ハァ…ハァ…っ」




「気持ち良いなら声出せよ藍沢…っ」




呼び方が戻った。
性奴隷の始まりです。
その為に私も「先生」と呼び続けていた。
やっと理解してくれたんですね、自分の立場を。




「あっ…あっ…先生っ……キスしてっ」




上体を起こし振り向きながらお強請りをする。
あっ…眼鏡掛けてくれてる……いつの間に?
気が付かなかった。
これも興奮するひとつの視覚プレイだから嬉しい。




仕方ねぇな…とキスに対応してくれて先生の唾液を堪能するの。
子宮が疼いて膣内が締まっていく。
先生耐えて……もっと突いて。




首の後ろを片手で寄せて舌を絡ませながら追撃ピストンに喘ぐ。



「あぁっ……イク、イクイク……イっちゃう…っ」




痙攣してるのに乳首とクリトリスを同時に愛撫してくる。
ビクン…!と反応する身体は再び絶頂を繰り返すのであった。




「まだイケんだろ?締めが足りねぇ、ほら、イケよ!」




「あぁ…っ!」




部屋中に響き渡る喘ぎ声は雨の音に混ざって外にも聴こえているだろう。
何回イかされたかわかんなくなってきた頃、前を向かされ正常位かと思えば首に手を回され抱きかかえられた。




「しっかり捕まってろよ」











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