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・・・紙切 れ
第1章
想いもよらなかっ た ?
だけど どこかでは 悟【し】っていた
来る日までは 考えなかったけど
・・・あまり に 突然 過ぎた
昔でいう ただの紙切れで ある日 伝えられた
普段は 軽い 文章【もの】が
私には 重く 感じ た
『 ここ でな。。。ら 』
折角 用意したのに そんな 瞬間に限っ て
あふれてはいても 想い切り だせなかった
ふと きこえてきた 音楽は どこか
優しい・・・ね
初めて ポロリ と こぼせたん だ
頬からの こっそりの 雫【もの】
散々 離れて いたくせに ちょっとだけ
幼い 時期の 想い出が よみがえり
録画してた ドラマと 重なりそうで
すぐには みれなかった
悲しくないフリを して なにげない メールを
返して た
だけど
ポロポロと 今 いきたいの に
いけないんだ わた し
ふと きこえてきた 音楽は どこか
優しい・・・ね
ずっと 聴くことを ためらっていたの・・・は
ポロリが 怖かったのかもしれな い
来る日までは 考えなかったけど
・・・あまり に 突然 過ぎた
ふと きこえてきた 音楽は どこか
残酷だ・・・ね
初めて ポロリ と こぼせたん だ
頬からの こっそりの 雫【もの】
いつもなら おめでたい年【の、はず】 なんだけど
おめでたい瞬間には とても なれなく て
普段は 軽い 文章【もの】が
私には 重く 感じ る
ある日 ちいさく 耳に きこえてきた 音楽は
すごく 陽気なのに 頬からの こっそりの 雫【もの】を
誘ってくるん だ
ぽ・・・ろ って ・・・ね
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