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病院の風景

第4章 行為

本山は、裸のまま田中の方を向くと、田中の勃起している股間が目に入った。

「田中さん、どうしますか?」

と、言われた田中は、本山の体を上から下まで眺めると、

「美晴ちゃんは、何度見ても良い身体してるな~。」

と言った。本山は、

「でしょ!」

と言って、田中にお尻を向けて身体を捻ると、お尻に手を当て、胸を揉む仕草をしてポーズをとった。田中は、その姿を見て、

「じゃー、お願いしようかな!」

と、先程本山からもらったポチ袋を取り出し、本山に返した。

本山は、ポチ袋を受け取ると、

「はい!毎度あり!」

「椅子に座ります?それとも立ったままでします?」

と聞く。この質問は、何を意味するかというと、立ったままだと、ただやってもらうだけだが、座れば胸が触れます。どうしますか?という意味である。田中は、

「座ろうかな!」

と返事をした。本山は、

「じゃー、椅子を用意しますね!」

と言って、部屋の隅から椅子を持ってきて麻酔の機器の横に椅子を置いた。もちろん、本山は、今も裸のままである。

そして、田中がズボンとパンツを下げ、椅子に座ると、本山は、何か道具を持ちに行き、戻ってきて、麻酔の機器の上に置いた。そして、

「ちょっとだけ、石川さんの下の毛を剃る準備をしますので、少し待ってください。」

と言って、座っている田中の正面に立ち作業を始めた。座っている田中の目の前に、本山の股間がある。田中の顔から5cm程の距離である。

本山は、カチャカチャと器具の準備をしながら、半歩前に出た。本山の股間が田中の顔に当たりそうになり、田中は、顔をのけ反らせた。

本山は、たまにこのような行動をするのだ。田中のを自分がしてあげるだけではなく、田中に自分のアソコを舐めてもらいたいのである。しかし、自分から「舐めて!」とは言わないのだ。あくまで田中が自主的に舐めたという風に装うのである。本山には、その辺のプライドがあった。職場の男性に自分からお願いするのは、自分の価値が下がるからだ。舐めて欲しくて我慢できないのに……。





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