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理恵の初体験──ヌードモデルの覚悟──

第2章 理恵、初体験(女子大生)

仕切り直しのように、私はまっすぐな仰向けにされ、

濡れたショーツの脚を大きく開かれた。

「ああっ」

待望の「声」に彼は鼓舞されたようだ。

ショーツの上から、デリケートな部分を触ってきた。

「あ、あ、やめて、やめ」

彼は、そういう抵抗も計算に入っているかのように、
もっと強く責めてきた。

「あああーっ、あーっ」

いくら叫んでも、逆効果でしかなかった。

これが、ほんの数ヶ月前まで裸のモデルから目をそむけていた少年なの?

誰かに童貞と引き換えにテクニックを教えこまれたんじゃないの?

(見ないで、せめて、見ないで)

ようやくショーツに彼の手がかかったとき、恥ずかしいところをむき出しにされる恐怖に押し潰された。

ヌードモデルとして全裸をさらすとき、「見えて」しまうということと、

セックスのために全裸にされて、「見られる」ということに、

これほどの違いがあるとは、誰も教えてくれなかった。

なぜ、私は自分から尻を上げたのか?

白旗のようにショーツを明け渡したのか?

とにかく、私はすっぽんぽん──


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