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テレポート
第1章
高熱って ほどじゃないけど
わたし ・・・いま
熱に浮かされてる
ただの 少しの風邪だけど
それでも 身体は しんどいから
どうして・・・も
つよがらずに 名前を 呼べる あなたを
考えてしま う
遠い むかし メールでは ツなが っていた
あなたのこと
波のきこえる 窓から ベットに 横に なりながら
いつも 両手で 握りしめていた携帯電話
・・・ずっと 待っていたんだ よ?
あなたからの メール
魂を 飛ばし・・・て
テレポート させて る
身も 心も ボロボロ だったけど
あなたに 支えられてた 時代 へ
すぐに 死んでしまう わけじゃないけど
両手には 沢山の アせ が あふれて
ぐったりしてる ・・・の
あいにきた の
あの瞬間【とき】の あなた に
・・・・・・・・・・・・・・・・
なにげない 会話が 愉しかっ た
しあわせすぎた の
疲れ果ててた 体力の中で
わたしが 眠りに落ちるまで つきあってくれた
魂を 飛ばし・・・て
サが している よ
懐かしい 時空【おもいで】・・・を
みうしなわないよう に
身体が 少し 苦しく なくなるこ・・・ろ
哀しいけど 魂が 戻る の
・・・正気に 戻ってしまうの よ
そろそろ 眠れそうだけど
あなたさえ かんじれなくなる・・・の
このまま 意識が 薄れゆ く
あなたを 。。。強く 想いなが ら
魂を 飛ばし・・・て
テレポート させて る
身も 心も ボロボロ だったけど
あなたに 支えられてた 時代 へ
関係が 壊れたあとも ・・・愛して た
次に めを 覚ませ・・・ば
もう あなたのことは 考えなくな る
わたしの たった ひとつの想い 出
魂を 飛ばし・・・て
テレポート させて る
弱った 時間 に
無意識に あなたの名前を 呼んでいる
つよがらずに いられる の
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