午後はセックスの授業!?
第4章 璃玖×小夏
その日の夜。
いつもなら仲良い子達のグループメッセージが賑わってるのにポツポツ今日の授業一緒に組んだ男子との話をしていて、授業に出てないからよくわからなくて流し見をしていた。
『そういえば小夏、ペア璃玖君となんでしょ?良かったね!璃玖君結構ペアの声掛けられてたけどキッパリ断ってたよ!』
『そうそうwやっぱり小夏の事好きなんじゃない?』
授業のペアになっただけなのに好きとか絶対関係ないと思うけど…。
っていうか、そんなペアが大事な授業なの?
『それはないってw私が休んでる間一人になるの不憫だからでしょw』
そんな返しをしていると突然璃玖から着信が入った。
通話なんて珍しい…
「もしもし?」
「おう」
「どうしたの?」
「いや…ペアさ、本当に俺とで良いのかなと思って」
「うん?いいよー?」
「…小夏、授業の内容分かってる?」
ヤバい!わかってない事バレないようにしないと!
「わ、分かってるよ!えっと…ペア誘ってくれてありがとね?私が休んでる間に私が勝手に他の人とペア決まっちゃったら可哀想だから組んでくれたんでしょ?」
「そういうわけじゃねぇけど………まぁ、明日の午後の授業よろしく」
「あ、明日もあるんだ!うん!よろしく!ねー!寝る前にログインしよ!今日は元気だから!」
「いいけど、病み上がりだから今日は早めに終わるからな」
電話を切って私達はいつものようにアプリゲームをした。
通話出来て嬉しかったな…
本当はゲームしながら通話したいけど、流石にずっとゲームしてるのをお母さんバレるので通話は出来ない。