テキストサイズ

ヌードモデルのかわいいお尻

第2章 ヌードモデルは語りあいます


街で詩織さんに会った。

向こうも記憶していてくれた。

詩織さんは短大生だが、事務所に登録しているセミプロのヌードモデルの人だ。

彼は、この人の裸で練習を重ねて美大に合格した、ということになっている。

詩織さんのアパートが近かったから、上がらせていただいた。

詩織さんの部屋には一枚も絵がなかった。

賃貸で壁に釘が打てないから、と詩織さんは言った。(なあんだ)

ケーキとコーヒーをご馳走になり、ガールズトークとなった。

詩織さんは、私のオールヌードをスケッチブックで見たと打ち明け、
私は、脱いだついでにカラダで愛しあってると明言した。

こうなると、ヌードモデルという共通点がある二人の会話は盛り上がった。

詩織さんの彼は芸術系ではないという。

だから、彼が詩織さんを脱がす目的は純粋にセックスということになる。

リラックスしたセックスは本当に気持ちいいそうだ。(羨ましい)

一方、ヌードモデル・詩織として裸にされたときは、なかばモノとして扱われる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ