優しく繋がる赤い糸
第5章 1st side -Natsume-*Act.5
夏目と萌恵は、途中でスーパーに寄って買い物した。
家にはビールが常備されているが、さすがにアルコール初心者にビールは厳しい。
まずはカクテルや酎ハイのような甘いものから慣れさせて、徐々にステップアップさせたら良い。夏目はそう考えた。
とりあえず、萌恵に気になるものを選ばせた。
萌恵は少し悩んでいたようだが、無難な線でいった方がいいと思ったのか、夏目の考えていた通り、缶入りの甘いカクテル系を取ってカゴに入れた。
あとは夏目も、無性ににごり酒が飲みたい気分だったから、それほど大きくない瓶を手に取る。
にごり酒は甘めな酒だから、もしかしたら萌恵でも飲めるかもしれない。
他には悪酔いを防ぐ意味も含めて、適当な惣菜や寿司、アルコール以外の飲み物も買った。
気付くと、カゴがいっぱいになっていた。
会計をすると三千円を超えていたが、それほど痛い出費だとは思わなかった。
むしろ、外で飲むことを考えたら、量のわりにはだいぶ安く上がっている。
萌恵には寿司や惣菜の入った軽い袋を持ってもらい、夏目は酒を含む飲み物の入った袋を両側からぶら下げた。
結構な重さを感じ、車で来ていればもう少し楽を出来たかもしれない、などと考えたが、元々は外で飲むつもりだったのだから、車を出さなかったのは仕方がない。
家にはビールが常備されているが、さすがにアルコール初心者にビールは厳しい。
まずはカクテルや酎ハイのような甘いものから慣れさせて、徐々にステップアップさせたら良い。夏目はそう考えた。
とりあえず、萌恵に気になるものを選ばせた。
萌恵は少し悩んでいたようだが、無難な線でいった方がいいと思ったのか、夏目の考えていた通り、缶入りの甘いカクテル系を取ってカゴに入れた。
あとは夏目も、無性ににごり酒が飲みたい気分だったから、それほど大きくない瓶を手に取る。
にごり酒は甘めな酒だから、もしかしたら萌恵でも飲めるかもしれない。
他には悪酔いを防ぐ意味も含めて、適当な惣菜や寿司、アルコール以外の飲み物も買った。
気付くと、カゴがいっぱいになっていた。
会計をすると三千円を超えていたが、それほど痛い出費だとは思わなかった。
むしろ、外で飲むことを考えたら、量のわりにはだいぶ安く上がっている。
萌恵には寿司や惣菜の入った軽い袋を持ってもらい、夏目は酒を含む飲み物の入った袋を両側からぶら下げた。
結構な重さを感じ、車で来ていればもう少し楽を出来たかもしれない、などと考えたが、元々は外で飲むつもりだったのだから、車を出さなかったのは仕方がない。