変態ですけど、何か?
第13章 玲子先生 ~留学~
あたしは、靖子の事を考えていた。
靖子が一緒に暮らそうと言った時、あまり良い返事はしなかった。
確かに、今のところコールセンターの仕事を辞めるつもりは無かったから、通勤に余分な時間を取られたくないのは事実だったし、
生活費は気にしなくていいと言う靖子の提案も、彼女の負担になりたくない理由で断ったのも、嘘ではなかった。
けれど、あたしの心の中から、玲子先生の影が消え去っていないことも、決心を躊躇わせていた。
けれど、玲子先生の結婚を知らされて、
あたしの心の堰は崩壊し始めていた。
約束の土曜日、午前1時過ぎに靖子から電話があった。
「ずいぶん早いのね!」
驚くあたしに、靖子は言った。
「少しでも早く、里帆に逢いたくて・・・。
土曜日だけど、帰って来ちゃった。
里帆は都合悪くない?」
恐る恐る言う靖子に、あたしはわざと元気な声で
答えた。
「大丈夫に決まってるじゃない。あたしも、早く靖子に逢いたい」
30分後、あたしは靖子のクラウンの助手席にいた。
車を停めたまま、靖子が唇を重ねてくる。
あたしはそれに、深く応えながら、靖子の乳房にイタズラを始める。
靖子の息はすぐに荒くなり、慌てて唇を離した。
「ダメ!運転できなくなっちゃうわ!」
そう言うと、靖子は車を発車させた。
「土曜日の夜って、忙しいんじゃないの?」
あたしは靖子の左腿に手を置いて、横顔を見つめながら言った。
「まあね。でも、里帆に逢える、週に1日くらい、少し位は構わないわ。
ある程度、自分のペースで働けるのが、タクシードライバーの特権だからね」
「ふーん。そうなんだ」
あまり詳しくはわからなくて、なんとなく返事を返した。
靖子が一緒に暮らそうと言った時、あまり良い返事はしなかった。
確かに、今のところコールセンターの仕事を辞めるつもりは無かったから、通勤に余分な時間を取られたくないのは事実だったし、
生活費は気にしなくていいと言う靖子の提案も、彼女の負担になりたくない理由で断ったのも、嘘ではなかった。
けれど、あたしの心の中から、玲子先生の影が消え去っていないことも、決心を躊躇わせていた。
けれど、玲子先生の結婚を知らされて、
あたしの心の堰は崩壊し始めていた。
約束の土曜日、午前1時過ぎに靖子から電話があった。
「ずいぶん早いのね!」
驚くあたしに、靖子は言った。
「少しでも早く、里帆に逢いたくて・・・。
土曜日だけど、帰って来ちゃった。
里帆は都合悪くない?」
恐る恐る言う靖子に、あたしはわざと元気な声で
答えた。
「大丈夫に決まってるじゃない。あたしも、早く靖子に逢いたい」
30分後、あたしは靖子のクラウンの助手席にいた。
車を停めたまま、靖子が唇を重ねてくる。
あたしはそれに、深く応えながら、靖子の乳房にイタズラを始める。
靖子の息はすぐに荒くなり、慌てて唇を離した。
「ダメ!運転できなくなっちゃうわ!」
そう言うと、靖子は車を発車させた。
「土曜日の夜って、忙しいんじゃないの?」
あたしは靖子の左腿に手を置いて、横顔を見つめながら言った。
「まあね。でも、里帆に逢える、週に1日くらい、少し位は構わないわ。
ある程度、自分のペースで働けるのが、タクシードライバーの特権だからね」
「ふーん。そうなんだ」
あまり詳しくはわからなくて、なんとなく返事を返した。