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変態ですけど、何か?

第8章 暴走

一週間の有給休暇をとった。

あたしの中の危険な欲望が、押さえきれなくなっていて、
週末の楽しみだけでは、満足出来なかった。

休日一日目。

いつも利用しているアダルト向けのサイトにアクセスして、相手を物色することにした

『有給休暇をとって暇してる22歳の女です。
お相手してくれる人探しています。
年齢、容姿は問いません。
アブノーマルな方、大歓迎です。まずはメールでやりとりしませんか』

全裸になって、緩いオナニーをしながら待っていると、
10分もしないうちに、メールが届き始める。

何十通と言うメールに、あたしは電話番号を添付して、片っ端から返信していく。

あたしの中のお相手の条件はなくて、早い者勝ち。
そして、変態っぽい人。
本気で彼女探ししている人はパス。

間もなく、携帯が鳴った。

「はい」

『もしもし、さっきメールした渡辺なんだけど、里帆さん?』

「ええ」

『里帆さん、ヤらせてくれるの?』
なかなか、いい感じ。
変に格好つけたり、紳士ぶってる渡辺も人は、面白くない。
下手をすると、いざと言うときに、勃たなかったりする。

「いいよ、ヤりたいんでしょ」

あたしが問い返すと、渡辺が言う。

『ヤりたい。ホントに変態でもいいのか?』

「いいよ。あなたの好きなようにして」

『でも、サイトに出てた写真、本物?』

いい雰囲気。
「もちろんよ。何だったら、あなたのお好みのポーズで、写メ送って上げるよ」

『ホントに!じゃあ、上半身裸でおっぱい写ってるやつ。おまんこは、逢ったときのお楽しみにしとく』

「わかった。すぐに送るね」

あたしは、言われた通りの写真を撮り、すぐにメールした。

『すげえかわいいじゃない。里帆さんが良ければすぐに迎えに行くよ』

渡辺は、興奮気味に言った。

あっという間に、相手が決まってしまった。

やっぱり、こういう時、女は得だな。




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