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変態ですけど、何か?

第8章 暴走

一時間後、あたしは渡辺の車の中にいた。

渡辺は30歳くらいの、自称サラリーマン。
容姿は、可もなく不可もなし、かな?

「里帆さんってホントに変態なんだね」

あたしを一目みての、渡辺の感想。
それはそうだ。

初めて逢うというのに、あたしの服装と言ったら、
お臍が見える丈のTシャツと、白い超ミニのスカート。ベージュのパンスト。
もちろん、ブラもショーツも着けていない。

「乳首の形、くっきりじゃない」

「そうだよ。いつもの事だもの。それに、あたしとヤりたいんでしょ?」

「そ、そりやそうだけど」

「何だったら、今すぐでもいいよ」

「ホントに?じゃあさっそく」

近くのショッピングセンターの駐車場に車を乗り入れ、他の車から離れた場所に止めた。

「とりあえず、しゃぶってくれよ」

渡辺が言った。

「いいよ」

あたしは渡辺のズボンのファスナーをおろして、おちんちんを引っ張り出した。

半勃ちくらいのおちんちんが、あたしに握られて、みるみる固くなっていく。

合格よ。

あたしは心の中で言った。

舌で尿道を責めながら、顔を上下すると、程なく渡辺が呻いた。

「あっ!もう逝きそうだ!」

あたしの口のなかで、あえなく果てた。

あたしは渡辺のザーメンを、喉を鳴らして飲み込んだ。

あまりの早さに、あたしがちょっと失望の色を見せる。

「よく見ろよ。逝ったけど、萎んでないだろう」

渡辺の言う通り、ペニスは勃起状態を維持していた。

「スゴい!渡辺さん」

あたしは感嘆の声を上げた。

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