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結婚約束~大好きだよ~

第3章 おまけ



そして約9年がたった。

そして俺は今日、日本に帰る。


「おぉ。翔じゃないか。久しぶりだな。」

高校の担任は俺達の知り合いっていうか、お兄さん的な存在のお隣さんだった。

「朔矢さん。お久しぶりです。」

「菜穂樺を迎えに来たか。あいつずっと待ってたんだぞ。お前のこと。」

その言葉を聞いたとたん、嬉しさがふつふつとわいてきた。

実を言うと不安だった。本当に俺を待っていてくれているか...

「よし、なら行くか。」

「お、おう。」

そして教室についた。

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