一時を悠久の時へ
第18章 選ぶ為に
淡「駄目だ華炎…これは決まり事
聞きたくないと言うのならそれでも良いが
そうすると俺達と同じようには過ごせなくなる」
華「淡河…それは…
ここを出なくちゃいけないって事?」
淡「いや…此処で暮らすのは出来る
だが俺達と華炎の時の流れが違う」
華「…淡河達にしたら…
私の時間なんて一瞬…て事なんだね…」
淡「そういう事だ…それでも良いなら
この話はもう終わりだ」
華「…話を聞いたら…淡河達と一緒になれる?」
淡「そうだな…話を聞いて
華炎がどうしたいか決めればいい」
華「わかった…聞く…話して淡河…」
淡「では話そう…但し…
話してる間に質問は無しだ
何か気になる事があれば全てを聞いた後に
いいか華炎?」
華「はいっ…淡河…お願いします」
姿勢を正して綺麗なお辞儀をした華炎が
顔をあげて微笑んだ
一緒に過ごしてきたのに…
いつの間にかこんなにも大人びていたのか…
落ち着いて見える華炎に対して
些か気圧されながらも話を進めた
聞きたくないと言うのならそれでも良いが
そうすると俺達と同じようには過ごせなくなる」
華「淡河…それは…
ここを出なくちゃいけないって事?」
淡「いや…此処で暮らすのは出来る
だが俺達と華炎の時の流れが違う」
華「…淡河達にしたら…
私の時間なんて一瞬…て事なんだね…」
淡「そういう事だ…それでも良いなら
この話はもう終わりだ」
華「…話を聞いたら…淡河達と一緒になれる?」
淡「そうだな…話を聞いて
華炎がどうしたいか決めればいい」
華「わかった…聞く…話して淡河…」
淡「では話そう…但し…
話してる間に質問は無しだ
何か気になる事があれば全てを聞いた後に
いいか華炎?」
華「はいっ…淡河…お願いします」
姿勢を正して綺麗なお辞儀をした華炎が
顔をあげて微笑んだ
一緒に過ごしてきたのに…
いつの間にかこんなにも大人びていたのか…
落ち着いて見える華炎に対して
些か気圧されながらも話を進めた