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一時を悠久の時へ

第20章 それからの彼等

母…かをるもあの日…華炎…いや…千陽美が

俺達の元へ来ると決めた日

千陽美を産んだ事も記憶から消した

あの日の喧嘩もただの痴話喧嘩

当然養育費など振り込まれないが

暫くの間はあの男がいたおかげで

生活に困るような事は無かったが

元々子供好きの男は子供を望むようになった

男に惚れていたので、かをるもそれならと

子供を作る事には反対しなかったが

なかなか二人の間に子供はできなかった

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