テキストサイズ

一時を悠久の時へ

第6章 阿形と吽形の活躍

最初の巡査が何か言って引き止めようとしたが

その脇をすり抜けて阿形と吽形は

部屋から飛び出して駆けていく

巡査も慌てて後を追いかけたが

道を曲がった所で見失い

塀の上から少し大きな三毛猫と茶トラ猫が

馬鹿にした様に笑って見てたのも知らず

大きなため息をついてアパートに戻って行った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ