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優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第7章 隠しきれないもの

痛くはないけれど、恥ずかしいし、むずむずと体が動き出す。心のどこかで、刺激を喜んでいるような自分がいることに、気づかざるを得ない。
そのことに目を逸らしたくなって、ぎゅっと目を瞑って春ちゃんの体に、顔を押し付けた。

「大丈夫だよ」

春ちゃんは優しくそう言った。
刺激はどんどんと強くなる。
自分でも、生理の穴からたくさん体液が流れ出ているのを感じた。

「……出てきた。思ったより固まってるな」

「あー……結構溜まってるね。これは痛いわ」

優と春ちゃんは、わたしの体から排出されていく血の塊を見ながら話している。
正直、わたしはそれどころじゃなくて、与えられる刺激に気を保つことで精一杯だった。

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