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優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第9章 アメとムチと無知

「それで、触るといちばん刺激がはしるところが、ここね。クリトリス」

春ちゃんが、おしっこの穴の近くにあった突起を、人差し指でさっきより長めに擦った。

「んんっ……!!」

声が漏れて、ビリビリと脳に電気が流れるような感覚になる。体がぷるぷると震えていた。

春ちゃんは何事も無かったかのように説明を続けた。

「そうすると、生理の穴から、液体が出るんだ。……もういっぱい出てるね」

今度は生理の穴の辺りを大きく広げて鏡に写す。
ぬるぬると、その場所は湿っていた。なんだかそうなってしまうことが、いやらしいことのように感じて、目を逸らす。

目を逸らすとお構い無しに、春ちゃんはその突起にふれ続けた。それに合わせて、生理の穴がどんどん濡れていく。


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