🏠️家庭内恋愛💕
第2章 綱渡り
16歳の華菜と32歳の叔父――――…
どう考えても釣り合いは取れないし…
道徳的にもアウトであると…華菜自身…痛いほど分かっているが…
“好き…かもしれない”
と、認識した途端に――――…その“かもしれない”はあっという間に削除され…
残ったのは
“真二叔父さんが好き”――――だった。
そんな、モヤモヤした気持ちを懐に抱えた華菜の前で――――…真二は「結婚する」と、報告に来たのだ。
――――何故…今…いまさら?
と、苛立つ華菜を横目に真二はニコニコと無垢な笑顔を見せる。
「で、奥さんは連れてこないの?」
「ヘヘヘ…///今度、連れてくるよ」
真二は照れたように頭をかきながら結婚相手は次連れてくると言う。
「――――ふ~ん…」
華菜は複雑な気持ちをどう処理していいか分からず…部屋を出た。