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🏠️家庭内恋愛💕

第9章 善意の行為


流石に2時間もかかる場所だけあって――――、時間帯は夕食時だった。


そっと、裏口に回った久則はこっそり家の様子を観察した。



すると――――…


食事をする孫が、指示待ちをするかのように立っている希伊子に「これ、不味い!」と、いい――――おかずを投げつけていた!


その様子を見ている息子は孫の言動を制することはせず――――逆に…


「何年母親やってんだ…息子の好みを分かれよ!このクズが!俺と息子は血が繋がっているいるから家族だが――――お前は赤の他人だ…嫌なら出ていけ!」


と、箸を投げつけるしまつ――――。


こっそり見ていた久則は、希伊子のあまりの待遇に涙が溢れてきた…。



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