テキストサイズ

🏠️家庭内恋愛💕

第4章 祖母の家


そんなに別々の人生を歩んでいたいた二人だったが――――…


祖母の訃報が届き――――再び二人は再開した。



「よぉ――――元気だったか?」


「うん…史朗こそ……地元の建設会社の営業に就職したんだって?やれてる?」



年の近い、史朗と佳代子は久々の再開に葬儀中だと言うことも忘れ話し込む。


「そう言う、佳代子は――――県外の大学出たあと、広告代理店に就職したって?叔母さんが超――――自慢してたぞ!“あそこはダメもとで受けたらしいからラッキーだったわ”だってさ」


「プッ――――史朗…それ、うちのお母さんのマネ?似てないんですけど!」


嫌み臭く自慢する、自分の母を真似する史朗に佳代子は笑った。


「婆さん…大往生だったな――――…幸せそうな顔で逝ったって親父が言ってた」


「そう――――…そうなんだ…」


佳代子は昔、史朗と二人で祖母の家に預けられていた事を思いだした。


「なぁ…佳代子は知ってたか?…婆さん――――俺たちがいけない遊びをしていた事…気づいていたみたいなんだ…」


「――――は…?」


史朗の言葉に――――…意味が分からずキョトンとした佳代子だったが…


史朗の複雑そうな…でも、真剣な眼差しに――――…


夕暮れ時…


裸で抱き合い……ただ…くすぐったいだけの体を寄せあい…撫であい…互いの放尿まで確かめた事を――――思い出す。



「///え――――…え?なんで…」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ