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戦場のマリオネット

第7章 あとがき

『戦場のマリオネット』、完結致しました。


ここまで読んで下さった読者様……本当に有り難うございます!
毎日たくさんのPV、拍手、しおりetc..とても励みになりました。連載開始数日目から、ずっとカテゴリランキング1〜2位にいさせて戴けたことも、未だ夢のように感じております。


今回は、キラキラした貴族やお姫様メインの話をサクッと製作するつもりでいました。世界観を閃いたのは、何年も前です。
が、いざ執筆のために改めて設定や流れを組み立てていく内に、ショッキングなレベルで濃くなりました。


壊れたものは戻らない。綺麗事だけでは生きられない。

それはどこの国や時代にも、ありふれた日常にも通じることだと思います。
それでもリディみたいな気持ちを、心のどこかに持っていられたら、どんな世界でも輝くんじゃないかな……と。冒頭ではか弱いお姫様だった彼女、実は影の主役だったと思います。

個人的に、もし私がネコ寄りだったら、イリナみたいな愛され方をしてみたかったです。ここは妄想全快でした!
あ、相手はラシュレみたいにモテる健気なお姉様限定で……(笑)

幸せのかたちは個人によりけり。
他人に測れるものではないと、思っております。
私の考える幸せのかたちの一つは、彼女達の辿った運命です。もしあの結末に至らなかったとしても、一つ一つのシーンが書いていて愛おしかった作品でした。


長くなりましたが、ラストまでお付き合い本当に有り難うございました!!

次はまた姉妹サイトの方で、ある話を予定しております。
ご縁があれば、またそちらでお会い出来たら嬉しいです。





2021.06.06 月都緋奈

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