バレたくない
第2章 2 彼氏以外とえっち
ママにはいとこがいる。
そのいとこの子供がナオキさん。
今は大学生で、私たちはいとこの子供同士だ。
ママに呼ばれたみたいでうちに遊びにきていた。
「ナオ兄、久しぶり!」
「おう。しばらく見ないうちに可愛くなったな」
「もお///」
そんな和やかなムードもつかの間、恐るべきママの計らいがそこにはあったのだ。
「家庭教師~!!?」
「そうよ」
ナオ兄自身も初めて聞いた様子だ。
私はさっと青ざめていた。
心当たりがあったからである。
こないだ出た成績が悪かったのだ。
「春奈さん、俺だって暇じゃないんですよ」
断ろうとしているナオ兄を心底応援しながら私はこっそりとその場を離れた。
その場にいてやり玉にされたらかなわない。
自室にいるとしばらくしてノックがあった。
「ゆう、いいか」
「どうだった!?」
慌ただしくドアを開ける。
「どうもこうも……」
ナオ兄は言いかけて止まる。
様子が変だった。
着替えて薄着だったから変だったかも?
「とりあえず話があるから入るぞ」
「うん、はい」
そのいとこの子供がナオキさん。
今は大学生で、私たちはいとこの子供同士だ。
ママに呼ばれたみたいでうちに遊びにきていた。
「ナオ兄、久しぶり!」
「おう。しばらく見ないうちに可愛くなったな」
「もお///」
そんな和やかなムードもつかの間、恐るべきママの計らいがそこにはあったのだ。
「家庭教師~!!?」
「そうよ」
ナオ兄自身も初めて聞いた様子だ。
私はさっと青ざめていた。
心当たりがあったからである。
こないだ出た成績が悪かったのだ。
「春奈さん、俺だって暇じゃないんですよ」
断ろうとしているナオ兄を心底応援しながら私はこっそりとその場を離れた。
その場にいてやり玉にされたらかなわない。
自室にいるとしばらくしてノックがあった。
「ゆう、いいか」
「どうだった!?」
慌ただしくドアを開ける。
「どうもこうも……」
ナオ兄は言いかけて止まる。
様子が変だった。
着替えて薄着だったから変だったかも?
「とりあえず話があるから入るぞ」
「うん、はい」