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平和な時間と幸せな時間

第4章 病院

アルト『なぁ、たまにはピクニック行かないか?』
全員『…え?』
アルト『ほら、皆…疲れてるし、暇だろ?』
リゼット『いいね!』
ポポ『ポポ、賛成!』

次の日、3日前のことだ。

平原に着いてレジャーシートを敷いて座る。

ヒルダ『自然な色がいっぱいね』
ドロシー『で、何するの?』
アルト『………え?』

あ………そう言われてみれば……。
何をするために来たんだっけ……?

ドロシー『…まさか思い付いただけで来たってわけじゃないよね?』
アルト『ひ、昼寝とか…』

い、いるよな?
昼寝する奴。

ダンテ『そういうのはお前だけだろ』

ぐっ……。
いないか……。

サクヤ『帰る?』
リゼット『え。……お弁当作っちゃったんだけど…』

お昼ご飯まで、あと3時間だ。
それまでなにしよう。

ラスティ『なんか持ってきてないのか?』
ユアン『トランプなら持ってますけど…』
ラスティ『んじゃ、それをやるか』

俺達はそれで遊んで楽しんだ。
それからお昼ご飯を食べて、お昼寝しちゃう奴やお喋りする奴がいた。

さてと、俺は適当に歩くか。
崖まで歩き、そこで座る。

崖の下は岩場があって、そんなに離れてない。

すると後ろから少しだけ会話が聞こえた。

ラスティ『リゼット、アルトを驚かせないか?』
リゼット『いいですけど…アルトが落ちちゃいますよ?』

話が聞こえてるぞ。
まぁいい。

2人はそっと俺に近付く。
2人は手を伸ばして「わっ!」と言って背中を押した。

『おい、バカ! 危なっ……うわあああああぁぁぁ!!!!』
リゼット『アルト!!』

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