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平和な時間と幸せな時間

第1章 朝の時間

そういえば…今日は何かあったような…。

なんだっけ。
………まぁ、いっか…。

トントンとノックがして、ドアの先から声がした。

イヴ「来たよ」

ドアを開けると、イヴとマリーがいた。

マリー「アルト♪」
アルト「レナは?」
マリー「レナは一緒に2人でお仕事中だよ」

2人?
フランツ工房で働いてる奴っていたか?

イヴ「アルト?」
アルト「2人ってレナと誰かなって…」
イヴ「え? 誰ってレナのパパだよ?」
アルト「そっか、そっか。……ん?……はぁ!?」
2人「!?」
アルト「フランツは確か死んで…」
マリー「生きてるよ? レナはレナのパパの足の怪我が治るまでお仕事やるつもりだったみたいだけど、レナのパパとお仕事するの大好きになったんだって」
アルト「レナは良い子だな」
イヴ「そうね。 アルト、本は?」
アルト「この中から読んでいいぞ」
マリー「アルトは?」
アルト「俺? そうだなぁ…散歩してくるよ」
2人「行ってらっしゃい」

俺は自室から出て騎士団兵舎から出る。
フランツ工房に行ってみるか。

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