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平和な時間と幸せな時間

第2章 昼の時間

レナ「いらっしゃいませ。…あ、アルトだ!」
アルト「フランツは、今いるのか?」
レナ「いるよ」

レナは「パパ、アルトが来たよ」って言うと、フランツが来た。

フランツ「アルトさん、今日はオーヴを買いに来たんですか?」
アルト「いえ、様子を見に来ただけです。 怪我は大丈夫ですか?」
フランツ「もう大丈夫ですよ。 レナ、お仕事するのはいいけどたまには遊んできたらどうだい?」
レナ「うーん…そうだね。 わかった! 私、マリーとイヴと遊んでくるね」
アルト「マリーとイヴなら俺の部屋にいるぞ」
レナ「うん!」

レナはエプロンを取って、私服に着替えて遊びに行った。

アルト「レナは元気そうですね」
フランツ「えぇ、そうです」
アルト「フランツ、祝歌の時はどこに…?」
フランツ「荷物を届けに行ってました。 祝歌を聞いてたら、いきなり建物が壊れ始めて…急いで逃げたんです。 途中で転びましたが、瓦礫が足に当たって……血が出てたんです。 なんとか逃げれました」
アルト「その後は?」
フランツ「本当はレナの所に行きたかったんですが、血を見られたくなかったので病院に行ってました」
アルト「そうか…」
フランツ「……あ、いらっしゃいませ」

どうやらお客さんが来たみたいだ。

???「あれ…アルトじゃん」

どっかで聞いた声だ。

そこにはドロシーがいた。

アルト「ドロシー、どうしたんだ?」
ドロシー「アルトは関係ないでしょ☆」

なぜだろう。
チラチラとオーヴを見ている気がする。

アルト「…何がいい?」
ドロシー「は? 別にオーヴが欲しくって見てたわけじゃないし」

素直じゃないなぁ。

アルト「レナなら騎士団兵舎に行ったぞ」
ドロシー「違うよ! あたしはただオーヴを買いに来てただけだし!…………あ」
アルト「ははっ、やっぱり買いに来ただけじゃないか」

ドロシーはオーヴを選んで買った。

アルト「大切にしろよ」
ドロシー「はいはい。……ん? あれって……モルディとダンテじゃないの?」
アルト「え?」

ドロシーが見てる先を見るとモルディとダンテがいた。

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