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平和な時間と幸せな時間

第2章 昼の時間

随分と珍しい組み合わせだな。

ん?…なんだ、あれは。
何かを覗いてるような姿だった。
こっそりと2人に近付く。

そして2人の後ろに立ち、2人の視線を辿って見てみると……ラスティとルドルフだった。

ドロシー「アンタら、何してるの? ストーカー?………キッモ」
モル/ダン「ッ…………!?」
ダンテ「お前、いつから後ろに?!」
アルト「ついさっきだよ」
モルディ「ストーカーじゃない。……ただ景色を見てただけ。 ほら、今日は良い天気でしょ?」
アルト「嘘つけ。 凄い怪しかったぞ」
モルディ「…………」
ダンテ「………今でもさ、ルドルフのこと…許せない奴がいるみたいなんだ」
モルディ「だから……いつでもそういう人を…退治できるように見てるの」
アルト「……まぁ、いいんだけどさ。 1回目はいいけど…考えてみろよ。 2回目以降は別々の場所にいるときにダンテとモルディが現れたら、ルドルフが2人を怪しむことになるぞ。 それでもいいのか?」
モル/ダン「…………!」
モルディ「それは…嫌…」
ダンテ「……わかった、やめとく」
アルト「……そうそう。 多分アーチボルトとリゼットとユアンとポポとののかとサクヤ以外の奴は知らないと思うけど………ラスティは視線が感じることに気付きやすい。 もっとも、あんまり見てると視線の方向が分かるらしい」
ダン/モル/ドロ「!?」
アルト「おっ、噂をすれば」
ラスティ「なーんか、視線が感じると思ったら…ダンテとモルディかよ。 何してるんだ」
ルドルフ「お前達……」
ダンテ「あ、これは、その…」
モルディ「なんでもないの」
ラスティ「へぇー?」

そうだ。

アルト「5人で買い出しに行ったらどうだ?」
ダンテ「はぁ!?」
モルディ「え?」
ドロシー「5人は必要なくない? てか6人でしょ?」
アルト「俺は行かないよ。 だったら、ドロシーはイヴとマリーとレナと遊んで来いよ」

ドロシーは立ち去った。
さてと、俺も行くか。

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