🕯️悪夢の神様🕯️
第4章 キスの種類!?
――――…
「は?――――出てこない?一週間も!?」
店長が俺のため息混じりの近況報告に驚きの声を上げる!
「そうなんすよぉ…」
そう、あれから一週間…
未來ちゃんは部屋から出てこない…
いや、厳密に言ったら出てきてはいるんだろうけど…ほぼ自室に籠っている。
「飯とか風呂とか…人目が無い隙に済ませてる見たいで…まるで――――忍者っすね!」
生きてはいる――――…
部屋から物音は聞こえる…特に夜に部屋を動き回る音がするのだ!
美希さんや岳さんは夜の花屋に出勤しているから…気にはならないだろうが……
夜に部屋をうろうろしている音は――――聴覚敏感な俺としては…困ったものである。
「マジかぁ…夜に部屋で動いているなんて…皇輝お前は大丈夫か?寝れてるか?」