🕯️悪夢の神様🕯️
第4章 キスの種類!?
震える未來ちゃんを抱きしめ――――…顔を見る…
カサカサな唇が視界に入る。
――――あぁ…未來ちゃんは乾いているんだ…
そう思うと――――…自然と唇を重ねていた…。
「――――んっ…んん…」
――――ちゅっ…と、音が微かに聞こえるくらいの可愛いフレンチキス…
でも、未來ちゃんは嫌がらなかった…それどころか…「もっと…」と、言う表情を見せる。
「未來ちゃん――――あの時見たいな――――電流が流れるようなキス…したら――――…俺が助けられる未来が見えるんじゃないか?」
「――――助けられる…未来?」
そう言い――――俺は、未來ちゃんの唇を再び塞いだ。
今度は…唇を食むような奪うような――――強目の口づけを。