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「――――なんで！なんで！！！私が…店員さんの部屋で寝てるんですか？」


「こらこら、“店員さん”じゃなくて“皇輝(こうき)”だろ？」



あれから寝溜めとばかりに夕方まで寝潰した未來ちゃんは、目覚めた場所が俺の部屋だったことにパニックとなったが――――元気になった！


「限界が近くて…美希さんを呼ぼうと思ったんです……」



――――うん、名前呼び…スルーされた！



「私――――えっと…凄い…ごちゃごちゃな夢を見てて…でも――――なんか…怖い夢じゃなくて…ぇ？あれ？」


「大丈夫、大丈夫――――落ち着いて…ほら、粥作ったから…食べな？」



岳さんがパニックで早口になる未來ちゃんを落ち着かせようと、軽食をだす。