🕯️悪夢の神様🕯️
第10章 女王蜂の巣
「ギャフン…は、まず置いといて――――…で、何?お願いって?」
開いていたパソコン画面を閉じ、未來ちゃんに向きあい…キメ顔を継続。
「・・・・あ、はい」
――――うん、未來ちゃんが俺のキメ顔突っ込みをあきらめたな…
モジモジしながら未來ちゃんは俺の目の前に座った。
「――――超…可愛い」
「ふざけないでください」
相変わらず声はちっちゃいけど…俺はいたって真面目である!
「えっと――――…何人も…学校を休んでいる子がいるって言ってたじゃないですか……」
「あ~、未來ちゃんの学校だよね?」
未來ちゃんが学校の通う女子高の…ヤバい闇だったか?…いじめとネット被害の一部を夢で見たといっていた。