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🕯️悪夢の神様🕯️

第16章 命の重さ


美希さんはバタバタと忙しくガレージに戻った。


「相変わらずで…せっかちだなぁ…美希さんは…」


未來ちゃんも今日の美希さんのスピードにビックリしていた。


「未來ちゃん――――…大丈夫?」


俺は、小林の処遇に未來ちゃんなにりになにか思いがあるかと思い顔を覗きこむが、なんか――――…普段と変わらない様子にホッとする。


「…軽い刑で――――…良かったのか…複雑です。だって、皇輝さんは家を焼かれた訳ですし……」


――――確かに…俺は見事に一文無しで路頭に迷うところだった!


「まっ、ちゃんと反省して罪を償い――――…次に期待ってところだ!少女よ」


三井は豪快に笑うとラストカツを口に運び大盛りの白米で流し込んだ。


「ふぅ!流石、岳の料理は旨かった!――――ステージの上で子羊たちを料理していただけはあるな!」


「三井――――…黙れ」


――――え?ステージの…上?


マジで何者だったの?


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