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一緒に●にませんか?

第26章 29日目

私たちはご飯を食べ終わると、また貴方の家に向かいました。

【まだ帰らないでしょ?】
『もうちょっとしたら帰ります』
【泊まってもいいよ?】
『いや、大丈夫です』
【泊まっていきなよ】


『今日は帰ります』


【………はい。】


やはり私の中で 友達 が響いている。

貴方は寂しそうな顔で私をみました。
わかってます。知ってます。私だってきっと泊まっていたでしょう。普段だったら。

でも今日は違います。

だって 友達 だから。

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