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一緒に●にませんか?

第32章 36日目

気にしないように、とは思うもののやはりあの日以来気になってしまう。


でもいいか。

考えないことにしよう。

私のことを新しい依存先と言っていたのに…
と、まぁそんなこと言っても、貴方は覚えていないのでしょうね。


ずーっと隣で可愛く私に頭を預けている貴方が私の好きな貴方。
つないだ手を離さない、甘えてくる貴方が私の好きな貴方。
隙あればずっとキスをしてくる、暑苦しい貴方が私の好きな貴方。


まるで自分に暗示をかけているような、そんな気はする。



でも、やっぱり本当は止めてほしい。
そうすればきっともっと好きになれる。
ちゃんと信用できるはずなのに。

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