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一緒に●にませんか?

第36章 40日目

私の上司は前の会社からの知り合いです。
その当時は、私の部下で、今は私の上司です。
年齢も多少離れていることもあり、入社時に立場が逆転したのも何も思わず、仲良く仕事をこなしていました。

細かいところによく気づく性格で、私のことも色々と知っている人です。



〈一回、整理しよう。相変わらずいろんな人が出てきて大変なことになってる〉

今日は二人だけでの仕事だったので、いつもの昔の仲良い友人としてお互い好きなことを話して仕事をしていました。

〈じゃぁまずは彼氏と、そのストーカーと、もう一人ね。今のところは〉
『うん』
〈俺はストーカーのこと詳しく知らないから、良くも悪くも言えないんだけど、いくつ?何してる人?〉
『10個以上離れてて、今はほぼ無職。まぁ仕事はしてるけど』
〈じゃぁまずそこから考えよ。俺たちがその年になった時に、自分は何してると思う?無職になる?ここまで来たら、俺たちが転職するのってヘッドハンティングとかそういうタイミングだよね?〉
『そうだね』
〈っていうことは、自分みたいに仕事どんどんやっていきたいっていう人とは合わないよね?だって無計画で無職(仮)でしょ?〉
『おっしゃる通り』

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