
がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)
第10章 ふたりで……
「せっせ…ンぱぁいぃ……今度は…私の番、ですからぁ♡」
快楽で熱く火照り、汗で身体の艶が増して妖艶ささえ感じられる。
そんな結が、甘い息絶え絶えに言いながら
くぬっ…くりゅ……ぬちゅっ……
私の中に入れた中指をくねくねと、ゆっくりネットリと掻き回す。
自分でやっても気持ち良くならなかった、そんな場所から
まるで白い和紙に墨汁をこぼした時の、染みが一気に広がるような……
訳が分からなくなりそうな快感が、そこからじわーっ……と
そして
アソコから入った何かの生き物が、お腹の内から、一度お尻の穴へ向かって、そこから背中を伝って一気に頭まで駆け上がって行ったような……
そんな、今までに経験した事の無い感覚が私を襲って
「ああっ?!あぁうああっ!」
身体を大きく仰け反らせながら私はベッドに倒れ込んでいた。
「んふっ♡いきなり良い所引き当てちゃったかな?」
な・・・なに?今の。
倒れた私の上に覆い被さった結は、そのまま膣の中の指で、お腹の上側に当たる辺りを
くりゅ〜ん!
となぞった。
ずぞわぁああ〜〜っ!
「んわあ?!あぁ〜…あぁ〜!」
再び凄い感覚が襲ってきて、びくん!と体が勝手に跳ねる。
「センパイの、初Gスポット体験♫」
「……じ、じーすぽ…ううぅん♡」
膣に入っていない指が、私のクリトリスを優しくコリコリする。
「イッた事は無くても、ちゃんと開発してたんですね♡
……それとも、さっきまでの言葉攻めで、覚醒しちゃったかな〜?」
……か、かいはつ?ことばぜめ??
「それも、何だかんだ言いながらオナニーしていたセンパイの努力のおかげ?
……って、センパイの、エッチ♡」
くち…くちゅっ!くちゅちゅ…くちゅっ…
ぬるん、ずりゅ、ぬりゅぬりゅ、ずにゅっ!
私の中に取り憑いた結の指の動きが……
淫靡な音と、お腹の中の指の動きの感覚が、シンクロして私の身体を震わせる。
「あ、ああ…ああぁ……はああ〜……」
アソコから発生する快感の波は、太ももを痙攣させ、腰や背中を痺れさせ……
肩、腕の力を奪い、頭の中を白い霧の中へ引き込んでいく。
「先輩……さあ……気を楽に。
私に全部委ねて…もっと、感じて……♡」
耳元で、結が甘く囁く・・・。
