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がーるず・らぶ 里美と結の場合(R18)

第14章 夢の中へ……


「ん…ふぅ……ん、ん、んっはぁ……」
「ふあ…うん、あ、あぅん、ふぅ…ん」


 ただ、夢中で口吻しながら左手を動かす。
ただ、ひたすら押し寄せる快感に身を委ねて、身体をふるわせる。

 快感から靄(もや)で霞んだ意識の中で……
私達の身体の内から溢れ出してくる声は、何か人外のもののように頭に響き……

 それを余所事のように聞きながら、私はひたすら指を動かし続けた。


「せ…せんぱい…ほんとう…に……も、もぉ…だ…めえぇ……」

 激しく動かす左手の、二本の指が、結の限界を教えてくれる。
痙攣が大きくて、早くて、激しくて。
まるで別の生き物に指が食べられているようだった。


「わ…たし…もぉ……も、だ……めぇ…」

 そういう私のアソコも、私の意思とは関係なく、入ってきている結の指を、咥えて離そうとはしない。

 なにより、身体の内から来る、自分が弾け飛びそうな……それでいて深く堕ちていくような快感に、怖さを感じながらも身を委ねてみたい…不思議な感覚に捕らわれて………。





「ゆ…い……一緒に……あぁ…いっしょに……」

「さと…み……せんぱ……いこ……いっしょ……いぃいこぉ……」



はぁはぁ…くぅっ…はぁはぁ…あぁ……
くちちゅぷぷちゃくちゃぴちゅくちゃぷち
あっはっはぁ…ぅん…ふぅはぁ…はぁ……



お互い、もう話す余裕は無くなって、
ただ、ひたすら相手をイかせてあげたい気持ちだけが、意識をつなげている状態だった。


 シングルベッドと、小さなクローゼット、小さな鏡台付きの化粧台がある、6畳の部屋の中で、二人の喘ぎ声と粗い呼吸、蜜壺を掻き回す音の三重奏が響く……。


そして・・・




「い、い、イクっ!せんぱぃ…いっちゃうーーーっ!」
「とんじゃうっ!ああぁっ!だ、だめええぇぇーーー!!」




「「あぁああぁぁ・・・・・・」」







私達は、二人で


同時に果てて、夢の中へ溶けていった。





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